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2013年4月 2日 (火)

築80年

町の斡旋により借りることが出来たおうちは築80年の古民家。

農業大学校に在学中に旦那が探し始めてくれて、私は東京での仕事が忙しくて一緒に内見できないのですべてお任せ。
ある日、電話が来て
「佐久穂町の家決めたよ!2階建ての一軒家。7部屋もあるんだ。家賃1万円!!」
東京では全く考えられない間取りと家賃。
「へぇっ?」と思わず変な声が出て、聞き返してしまう・・・。
「2人だけしか住まないのに!?7部屋?そして1万円???」
東京の世田谷で一人暮らしを経験していて、1DK5万円以上が相場だという感覚が植え付けられている私にとっては、なんとも衝撃の価格。
でも広い家に住めるのに嫌な気はしない。新婚すぐに2階建ての一軒家かあとわくわく。
そして次の休みに新居を見に長野へ。旦那に連れて行ってもらったその新居は、、、

「ココ・・・住めるの?(;д;)」

まず、それが第一印象。
正直古いし、ずっと使っていなかったので大家さんの物置と化したその古民家はすごく寂しい感じがした。
埃と虫の死骸、シミだらけの絨毯、黄ばんだ畳、いつのかわからない調味料やゴミ、寒そうな土壁。
大家さんは別に家を建ててしまったので、そこには30年近く住んでいなくて、私たちみたいに貸したのは9年前との事。人が住まないと家ってこうなるんだ。っていうのがよくわかった。
ちょっと期待した私が悪かったのだけど、やっぱり1万円だけの事はある。
トイレも汲み取り。そして台所の蛇口からはお湯が出ないという。
気が遠くなった。
トイレはこの際妥協できる。汲み取りは経験したことあるから。
でも冬に-20度くらいになるというココで、台所にお湯が出ないのは酷だ。毎日泣くと思う。
それは旦那も気になったらしく、内見後「ちょっと修復しなきゃだめだね」と話し合い。予定外出費だけど給湯器を設置することにした。
すぐに旦那はガス屋さんに手配してくれ、なんとか台所には暖かいお湯が出るように。
あとは掃除の覚悟を決めるだけ。
そう思って、新居に不安を抱きつつ東京に帰ったっけ         2へつづく

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